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ソシエダ久保建英は途中出場、ボールロストで同点被弾に絡むもCKで勝ち越し2ゴール演出!!

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MF久保建英

[11.11 ラ・リーガ第13節 アルメリア 1-3 ソシエダ]

 ラ・リーガは11日、第13節を各地で行い、MF久保建英所属のソシエダアルメリアに3-1で勝利した。久保は途中出場から一時同点に追いつかれる失点に絡んだが、その後は自身のCKから2ゴールを演出し、劇的な白星をもたらした。

 この試合が終わると北中米W杯アジア2次予選を控える久保は前回の代表活動明けだった10月21日の第10節マジョルカ戦(○1-0)以来のベンチスタート。0-0で迎えた後半開始時からMFアンデル・バレネチェアに代わってピッチに立った。

 試合は後半12分、ソシエダは左サイドを駆け上がったDFアイエン・ムニョスがクロスボールを送ると、ニアサイドでFWミケル・オヤルサバルがつぶれ、背後に抜けたMFベニャト・トゥリエンテスが反応。ブラインドとなってシュートモーションには入れなかったが、身体に当たったボールがゴールマウスに吸い込まれた。

 トゥリエンテスは決まっていればこれがラ・リーガ初ゴール。しかし、そこでVARが介入。ボールはトゥリエンテスの腕に当たっていたことが映像で確認され、主審がオンフィールドレビューを行った結果、ゴールは認められなかった。

 それでも後半17分、今度こそソシエダが試合を動かした。MFアルセン・ザハリャンの右コーナーキックがゴール前に蹴り込まれると、ニアサイドでDFアリツ・エルストンドが頭でそらし、ファーサイドでオヤルサバルが反応。しっかりとゴール前に詰めて押し込み、エースの得点で先制に成功した。

 ところが後半31分、ソシエダは組み立てのミスからアルメリアの反撃を許した。GKアレックス・レミロからのフィードを自陣で受けた久保がMFゴンサロ・メレロに奪われると、細かいパス回しからMFラザロがシュート。これはレミロが横っ飛びで阻んだが、跳ね返りをMFセルヒオ・アリーバスに決められた。メレロは久保を後ろから引っ張っており、ボール奪取のシーンはファウル気味だったが、久保が失点に絡む形となった。

 ところがその後は久保が積極的にボールに絡み、攻撃を前進させると、同44分に久保の左CKが思わぬチャンスを誘発。ゴール前に落としたボールが相手のハンドを誘い、ソシエダはPKを獲得した。オヤルサバルがベンチに退いていたため、久保はキッカーを志願するも、これは叶わず。それでも同45+2分、FWカルロス・フェルナンデスが強烈なシュートを決め、土壇場で勝ち越しに成功した。

 さらに後半アディショナルタイム5分、またしても久保の左CKからゴールが生まれた。ニアサイドにアウトスイングのボールを蹴り込み、これをエルストンドが頭でそらすと、ファーサイドでMFマルティン・スビメンディが反応。ヘディングでゴールネットを揺らした。そのまま試合はタイムアップ。最下位に苦戦したソシエダだったが、終盤の2ゴールでなんとか勝ち点3を奪った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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