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ボール蹴っ飛ばし&主審に投げキッス…味方も呆れる23歳アメリカ代表DFの愚行退場劇

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味方のGKマット・ターナーも怒る愚行退場劇

 アメリカ代表は20日にCONCACAFネーションズリーグ準々決勝第2戦でトリニダード・トバゴ代表と対戦し、1-2で敗れた。ただ2戦合計スコアでは4-2で上回ったため準決勝に進出し、来年行われるコパ・アメリカへの出場権も獲得した。その一方、DFセルジーニョ・デストの行為が物議を醸している。

 デストは先発出場するも、前半39分に連続でイエローカードを受けて退場処分となった。問題の場面ではボールが外に出ていたとする判定に対して怒りが爆発し、デストはボールをパントキックの形で大きく蹴っ飛ばして不満を露わに。味方選手が宥めるも怒りは収まらず、主審に対して異議を唱えたほか、投げキッスのような仕草をして挑発的な態度を示し続けた。

 その間に主審は1枚目のイエローカードを提示し、なおもデストが異議に相当する行為を止めなかったため2枚目のイエローカードとともにレッドカードを示した。これにはチームメイトも呆れてしまったようで、キャプテンのDFティム・リームは叱責するような素振りでデストを見送り、GKマット・ターナーは同選手をピッチの外へ押し出していた。

 試合後、デストはインスタグラムで「チームメイト、スタッフ、ファン、そして全米に僕の行為について謝りたい。受け入れられないものであり、自分勝手で未熟なものだった」と謝罪している。しかし『ESPN USA』は0点から10点の11段階で「1点」と辛口評価を下し、同メディアで執筆するルイス・ミゲル・エチェガライ記者は「最も愚かで、馬鹿げていて、プロにふさわしくない態度」と痛烈に批判している。

ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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