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不振続くドイツ、新体制も黒星先行…独誌「フリック時代の終わりのような状態に戻った」

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EURO2024に開催国として出場するドイツ代表の調子は上がらず

 ドイツ代表が21日に開催されたオーストリア代表との国際親善試合に0-2で敗れた。

 前半29分にオーストリアに先制点を献上したドイツは、後半開始早々の4分にFWレロイ・サネが退場となって数的不利に。後半28分にオーストリアに突き放されると、反撃も実らずに0-2の完封負けを喫した。

 昨年のカタールW杯で1勝1分け1敗でグループリーグ敗退となったドイツは、その後も調子が上がらず。W杯後の国際親善試合で1勝1分け3敗と黒星が先行すると、9月9日にはカタールW杯のリベンジマッチとして注目を集めた日本戦で1-4の完敗。ハンジ・フリック監督が解任され、ユリアン・ナーゲルスマン氏が新監督に就任した。

 新体制初陣のアメリカ戦こそ3-1の勝利を収めたものの、メキシコに2-2で引き分けると、トルコに2-3で敗れて初黒星。そして、オーストリアに敗れたことで、新体制も1勝1分け2敗と黒星が先行することとなった。

 独誌『キッカー』は「わずか4試合で代表チームはフリック時代の終わりのような状態に戻った」「アイディア、正確さ、信念が欠如しており、ゴールへの脅威もない」と厳しい評価。オーストリア戦後、ナーゲルスマン監督は「我々にはどのポジションでも、やるべきことが信じられないほどある」と嘆いている。
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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