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伊紙「ラツィオの謎のオブジェ」鎌田大地が今冬に移籍の可能性? スペインやフランスから関心

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イタリア紙がMF鎌田大地の去就に見解

 ラツィオの日本代表MF鎌田大地が今冬に移籍する可能性をイタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が指摘した。

 鎌田は今夏に期待を背負ってフランクフルトから加入したが、ここまで公式戦のプレー時間は合計870分。中盤のレギュラー争いで苦戦が続いている。

 同紙は「ダイチ・カマダはラツィオの謎のオブジェであり続けている」と表現し、「昨季のフランクフルトで優れた資質を見せたにもかかわらず、この日本人選手はインパクトを残せていない。マーケット終盤に0円で獲得したカマダとの契約はわずか1年で、3年の延長オプションが付いているものの、そのオプションは消滅の危機に瀕している」とレポート。この状況を受け、来年1月に開幕するアジアカップへの影響も懸念している。

「出場試合数が少なく、不透明なパフォーマンスに終始しているカマダは、アジアカップに臨む日本代表メンバーからも外れる可能性がある。アジアカップは1月12日に開幕し、選手リストはまもなく発表される」

 同紙は去就が不透明な鎌田に関して「1月に別れを告げることも可能性がゼロではない」とし、「そうでなければ、更新せずにフリーで夏に去ることになる。冬の移籍が実現すれば、ラツィオは数百万ドルを得ることができ、購入段階で支払った手数料を償却するのに役立つ」と言及。新天地候補については「スペインやフランスからの関心もある。いずれ分かるだろう」とした。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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