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三笘に続き久保建英負傷の可能性を伝える現地報道…カディスMFが連続悪質ファウルか、ソシエダ指揮官「助骨にヒビが入ったかも」

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状態が心配される

 日本代表のMF久保建英(ソシエダ)が21日、ラ・リーガ第18節のカディス戦(△0-0)で悪質なファウルを連続で受けた。現地メディアが負傷の可能性を伝えている。

 久保はカディス戦に先発出場すると前半44分、ドリブルを仕掛けたところでMFルベン・アルカラスからのファウルを受け、苦悶の表情を浮かべながら倒れ込んだ。映像をよく見ると、アルカラスが右手で久保の右腹部付近を殴るような行為をしており、相当なダメージがあったと思われる。久保はしばらく治療を受けた後に立ち上がったが、アルカラスにはカードが出されなかった。

 そして終盤にもアルカラスが久保にファウルをする。後半39分、カディスがPKをアピールするなかでプレーが続き、久保がボールを拾う。するとアルカラスは久保の右腕を強く引っ張りながらハンマー投げのように投げ飛ばした。この行為にはソシエダのチームメイトも激怒。両チームが入り乱れ、久保はカディスのセルヒオ・ゴンサレス監督に直接苦言を呈するなど騒然とした状況になった。このシーンではアルカラスにイエローカードが提示されている。

 試合後、久保は自身のインスタグラム(takefusa.kubo9)で『DAZNスペイン』などの動画を引用し、この2つのプレーを投稿した。ともに動画を投稿するのみでアルカラスに対するコメントはなかったが、ファンの間には久保の怒りが伝わっている。

 そうしたなか、『ムンド・デポルティーボ』はソシエダのイマノル・アルグアシル監督がフラッシュインタビューで久保の状態について言及したことを報じている。同メディアによると指揮官は「タケの助骨にヒビが入ったかもしれず、交代を申し出る直前だった」とコメントした模様だ。

 ソシエダはこの試合が年内最終戦だったため少しの休暇期間に入るが、久保はアジアカップを控える日本代表の活動に参加する予定でいる。ただしMF三笘薫(ブライトン)の負傷が伝えられる中で、久保も負傷となれば、アジア杯の戦いに大きな影響を及ぼすことになりそうだ。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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