beacon

日本代表相手の善戦にベトナムのレジェンドOB「失った以上に得たものがある」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 アジアカップの初戦で日本代表に2-4で敗れたベトナム代表だが、現地メディアは善戦を評価している。『VnExpress』によると、ベトナム代表の元主将で、13年に北海道コンサドーレ札幌でのプレー経験を持つレ・コン・ビン氏も「失った以上に得たものが大きかった」と話している。

 同メディアはまず、「世界最高レベルにあり、欧州でプレーする20人もの選手を擁しているため、ベトナムの敗戦は予想されていた。過去10試合の1試合平均も4.5得点。その中にはドイツとの試合も含まれている」と日本代表を最大級に評価した上で、この日のベトナム代表のゲームを振り返った。

 立ち上がり11分に先制を許したものの、「正々堂々と戦い、16分にCKから追いついた。そして17分後にはリードを奪った。その後はアジアナンバーワンチームのプレッシャーを受けたが、後半も粘り強く戦い、85分の上田綺世のシュートによる1失点に抑えた」とレポートした。

 この展開にレ・コン・ビン氏は、これまでのアジアカップと比べてチームは大きく成長したとし、「これまで日本と対戦するたびに、我々のプレーをさせてもらえず、得点することが出来なかった。しかし今回は全く違った。ベトナムの選手たちはゴールを決めただけでなく、相手に冷や汗をかかせた。日本は22年のワールドカップでドイツやスペインを破り、最近も親善試合でドイツ、トルコ、カナダ、ペルーを破っている。そんなチームを相手にベトナムが2-4の試合をしたことは、失った以上に得たものが大きかったということを示している」と“後輩”たちの健闘を称えた

●AFCアジアカップ2023特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

TOP