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南野拓実に古巣メディアが注目「リバプールでの時間は終わりを告げたが…」

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モナコや日本代表で活躍するFW南野拓実

 リバプールのクラブメディア『リバプール・コム』が、モナコ日本代表で躍動する元所属選手のFW南野拓実に注目している。

 南野は2020年1月にザルツブルクからリバプールへ完全移籍。2020-21シーズン途中にサウサンプトンへ期限付き移籍したが、リバプールへ復帰した2021-22シーズンにFAカップとカラバオカップの2冠獲得に大きく貢献した。

 2022年夏から所属するモナコでは初年度こそ苦戦したものの、今季はここまでリーグ戦16試合に出場して5ゴール4アシストと好調を維持している。日本代表でも、今月14日に行われたアジアカップ初戦のベトナム代表戦(○4-2)で2ゴール1アシストの活躍を見せた。

 同メディアは南野が昨年10月、リバプールでの日々を自身のサッカー人生において「とても重要な経験」と語ったことを紹介。さらに「僕らはプレミアリーグで優勝し、カラバオカップとFAカップの2つのカップ戦でも優勝しました。サッカー選手として、あれはとても重要な経験で、最も印象的な思い出です。アンフィールドは世界最高のスタジアムのひとつで、この雰囲気、そしてリバプールの選手としてゴールを決められたのは素晴らしいこと。あの感覚は忘れられません」と話したことも伝えた。

 現在の活躍に関しては「彼の素晴らしいパフォーマンスによって、モナコはしばらくの間リーグ戦の首位に立った(現在はパリSGが首位でモナコは4位)」とし、「(モナコを率いる)アディ・ヒュッター監督の下、モナコでの南野の役割は少し変わった。現在は、より中央に配置されている」とレポートしている。

 また、同メディアは「南野は『レキップ』紙の最近のインタビューでリバプールのユルゲン・クロップ監督について、レギュラーとしてプレーしていない選手も含め、全ての選手のモチベーションを高め、配慮する能力があると称賛している」とし、「南野は、リバプールが夏にシュツットガルトから遠藤(航)を獲得する前にも相談を受けていた」と明かした。

 続けて「南野のリバプールでの時間は終わりを告げたが、在籍中に得た思い出と経験は永遠に彼の心に残るだろう。モナコで活躍を続ける南野の歩みは、プロサッカーの世界で成功するために必要な回復力と適応力を示している」と記し、「彼と遠藤がアジアカップで優勝する可能性は十分にある」と日本のアジア制覇に期待を込めた。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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