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ナポリ新指揮官は異例の“代表兼任”監督に…「一般的な判断ではないと理解している」スロバキア協会が許可した理由

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異例の兼任が決まったフランチェスコ・カルツォーナ氏

 ナポリは19日、ワルテル・マッツァーリ監督を解任してフランチェスコ・カルツォーナ氏が新監督を務めることを発表した。

 昨季のセリエA王者として今シーズンに臨んだナポリだがリュディ・ガルシア監督の新体制では低調な滑り出しとなり、昨年11月に解任を発表。マッツァーリ監督が後任を務めるも現在9位と低迷している。

 今季3人目の監督となるカルツォーナ氏は現役のスロバキア代表監督でもある。シーズン終了後にはEUROを控えているが、スロバキアサッカー協会(SFZ)からも許可が出たようだ。

 スロバキア協会は19日の声明で「これが一般的な判断ではなくファンを不安にさせるようなものだと理解しているが、カルツォーナ氏は長年に渡って携わったナポリと特別な関係にあり、(古巣の低迷により)困難な状況にある彼を助けたい」と理由を説明。スロバキア代表の監督に就任するまでの間、過去2度にわたってナポリでコーチを務めていた指揮官の緊急兼任を後押しした。

 カルツォーナ監督とSFZとの契約は2025年までだが、26年のW杯まで延長される可能性もある。SFZは「カルツォーナ監督が最優先事項をスロバキア代表とEUROへの準備であることを繰り返し明言している」と伝え、大きな影響はないことを強調した。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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