不振に陥っているバイエルン。トーマス・トゥヘル監督解任の可能性が報じられる中、今シーズン限り指揮を執る暫定監督候補としてオーレ・グンナー・スールシャール氏とジネディーヌ・ジダン氏の名前が挙がっているようだ。英『フォーフォートゥー』が伝えた。

　ブンデスリーガ11連覇中のバイエルンだが、10日の第21節・首位レバークーゼンとの天王山では0-3の完敗を喫して勝ち点差を広げられてしまう。さらに14日の欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦でラツィオに0-1で敗れると、18日の第22節ボーフム戦で2-3の逆転負けで公式戦3連敗を喫した。

　リーグ戦では首位レバークーゼンとの勝ち点差は8に広がり、欧州CLではベスト8進出に向けて難しい状況に追い込まれた。しかし、ヤン・クリスティアン・ドリーセンCEOは次節ライプツィヒ戦もトゥヘル監督が指揮を執ることを明言した。

　その一方でシーズン終了まで暫定的に指揮を執る、トゥヘル監督の後任候補として2人の名前が浮上している。その2人というのがスールシャール氏とジダン氏。両者はともに21年から現場を離れており、スールシャール氏はマンチェスター・U、ジダン氏はR・マドリーを率いていた。

　ライプツィヒ戦の結果次第で指揮官交代の可能性はあるのかもしれない。

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