バイエルンは21日、トーマス・トゥヘル監督(50)が今季限りで退任することを発表した。当初は来年6月30日までの契約だったが、話し合いの結果、今年6月30日をもって終了することで合意したという。

　トゥヘル監督は現在ドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン氏の後任として、昨年3月に就任。同シーズンのブンデスリーガ11連覇に貢献した。

　だが、今季はここまで首位レバークーゼンと8ポイント差の2位に位置し、DFBポカールはすでに敗退。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)では14日の決勝トーナメント1回戦第1戦のラツィオ戦を0-1で落とし、続く18日のブンデスリーガ第22節ボーフム戦も2-3で敗れて公式戦3連敗を喫していた。

　バイエルンのCEOを務めるヤン・クリスティアン・ドリーセン氏は、クラブ公式サイトを通じて「我々はオープンで前向きな話し合いの結果、今夏に双方合意のもとで契約を解消することを決断した」と説明。トゥヘル監督は「私たちは今季限りで契約を解消することで合意した。それまではもちろん、コーチングスタッフと共にできる限りの成功を収めるために全力を尽くすつもりだ」とコメントした。

---

●ブンデスリーガ2023-24特集
▶久保のソシエダはパリSGと対戦!CL・EL決勝トーナメント全試合見るならWOWOWで!