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元日本代表FW岡崎慎司が今季限りでの現役引退を発表「気付いたら体がボロボロ」「自然と自分に限界を感じました」

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FW岡崎慎司が引退を発表

 シントトロイデン(ベルギー1部)のFW岡崎慎司(37)が26日、今シーズンをもって現役を引退することを発表した。日本代表として119試合に出場し、歴代3位の50ゴールを記録した。シーズン終了後に記者会見をするという。

 滝川二高出身の岡崎は2005年に清水エスパルスへ加入してプロキャリアをスタート。08年から3シーズン連続で2桁得点を記録すると、11年1月にドイツのシュツットガルトへ完全移籍した。シーズン途中での移籍となった海外挑戦1年目は2得点に終わるも、翌季は7得点。13-14シーズンに加入したマインツではブンデスリーガで2年連続の2桁得点を達成し、15-16シーズンに当時プレミアリーグに所属するレスターへ移籍した。

 レスターではオーバーヘッドでの得点などで攻撃陣を牽引し、一気に現地ファンの心を掴んだ。すると加入1年目にチームは“ミラクル・レスター”と呼ばれる快進撃を見せてプレミアリーグを初優勝。クラブだけでなくイングランドサッカー界にも名を残した。18-19シーズンをもってレスターを退団すると、以降はスペインのマラガ、ウエスカ、カルタヘナでプレー。昨季からベルギーのシントトロイデンに活躍の場を移し、今季はここまでリーグ戦5試合、カップ戦では2試合1得点を記録している。

 日本代表としては08年の北京五輪や優勝した11年のアジアカップなどに出場。ワールドカップでは10年の南アフリカ大会から3大会連続で出場。日の丸を背負って戦った最後の主要大会は19年のコパ・アメリカだった。

 現役引退に際し、クラブを通じて以下のようにコメントしている。

「今シーズン限りで引退する事に決めました。サッカー選手として今まで全力を尽くしてきたけど、気付いたら体がボロボロで、そして自然と自分に限界を感じました。このクラブに来た事、このクラブで引退を決意した事は運命だと感じています」

「シーズンが終わったら改めて引退について話が出来たらと思います。シーズン最後まで復帰を目指しながらチームに貢献できるよう頑張ります」

「応援してくれる人に正直でいたくて、クラブと話をして早くに発表させてもらいました。最後は自分を応援してくれた人の為にも頑張ります」
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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