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スタッド・ランスに勝利を導いたのは伊東純也!! 今季3ゴール目で3試合ぶり白星

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FW伊東純也がゴール!!

[3.17 リーグアン第26節 スタッド・ランス 2-1 メス]

 スタッド・ランスは17日、リーグアン第26節のメス戦を行って2-1で勝利した。FW伊東純也は先発出場し、勝ち越しゴールを記録。FW中村敬斗は後半途中から投入された。
 
 前半3分、スタッド・ランスのFWレダ・カドラが相手のミスを突いて最前線でボールを奪う。FWウマル・ディアキテがGKと1対1になる状況でボールを受け、相手DFとGKの体勢をフェイントで同時に崩すと、がら空きのゴールに流し込んであっという間の先制点を獲得した。しかし同14分、カウンターから最初のピンチを招くとMFアーサー・アッタに決められて追いつかれた。

 伊東は前半21分、左サイドからFKのキッカーを務める。ハキム・ベン・エル・ハジ主審が指示してからボールを置き、その後再度置き直すと主審にボールを前に置いたと感じられたのかイエローカードを受けてしまった。カード提示後に指示された場所は最初の指示と異なったため、伊東は思わず苦笑い。それでもペースは惑わされず、ドリブルやクロスで何度もチャンスを作り続けた。同41分にはペナルティーエリアに侵入する直前でユニフォームを引っ張られ、相手選手への警告を誘発。ただ勝ち越し点は生まれず、1-1で前半を終えた。

 後半11分、伊東が右サイドからマイナスのパスを送ると、メスのアッタが右足でパスカット。跳ね上がったボールが偶発的にアッタの腕に当たってハンドの反則となった。主審はFKと判定したが、映像を見ると腕に当たった位置がPA内だったためVARが介入。もっとも意図的にプレーした後のボールがその選手の腕にアクシデントとして当たった場合はノーハンドとなるため、最終的な判定はPKではなくノーファールとなった。

 伊東はセットプレーのキッカーやサイドからのクロスボールなどで再三チャンスを作るも、チームに2点目が生まれない。ウィリアム・スティル監督は後半28分に中村を投入し、勝ち点3の獲得を狙う。すると同34分、中村が敵陣でボールを奪ってカウンター。伊東はボールを受けるとドリブルでペナルティーエリア内に侵入し、切り返しで相手をかわして右足を振り抜く。ボールはゴール左上隅に突き刺さり、勝ち越しに成功した。伊東は第11節以来の今季3ゴール目となっている。

 中村は後半41分に右サイドからのクロスをダイレクトボレーで合わせたが、GKに防がれた。それでもチームは伊東のゴールを守り抜き、3試合ぶりの勝利を手にした。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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