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伊東純也がFKセットも主審は“ズル”と判断、理不尽なイエローカードを受ける…指示された地点は当初と異なることに

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主審が理不尽な判定

[3.17 リーグアン第26節 スタッド・ランス – メス]

 スタッド・ランスのFW伊東純也がリーグアン第26節のメス戦に先発出場した。しかし、思わぬ形でイエローカードを提示されてしまった。今季の累積警告は2枚になっている。

 1-1で迎えた前半21分、スタッド・ランスは左サイドからのFKを獲得する。伊東がキッカーを務めるためにボールをセットしたところ、ハキム・ベン・エル・ハジ主審がセットした位置よりもタッチライン側に置くように指示。一度指示された場所に置いた後、蹴りやすいように置き直すと、主審は前に置くことで欺かれたと感じたのかすぐさまイエローカードを提示する。さらに先ほど指示した場所よりもさらにタッチライン側に置き直すように指示し、伊東にとって厳しい対応となった。

 これには伊東も苦笑い。置き直した場所は主審が指示した場所から大きく離れているわけではなく、主審がカードを出した後に指示した場所が当初の位置から違ったこともあり、『DAZN』の放送席も判定に疑問を呈した。解説の中山淳氏はメスの指揮官が長時間にわたって異議を唱えた直後だったため、主審が冷静さを欠いている可能性を指摘していた。主審がバニシングスプレーを使わなかったことも理不尽な判定につながったと思われる。

 それでもペースを惑わされなかった伊東。後半34分に昨年11月以来となるゴールを決めて勝利に貢献した。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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