ベルギーのゲンクが19日、加入内定を発表していたDF吉永夢希の正式加入を発表した。背番号は「55」、契約期間は4年半となる。

　2006年2月22日生まれで現在18歳の吉永は、神村学園高在籍中の23年10月にゲンクへの加入内定が発表された。神村学園高の主力を担うだけでなく、年代別代表でも活躍し、昨年6、7月にはU-17アジアカップ(タイ)でアジア連覇、11月にはU-17W杯(インドネシア)で決勝トーナメント進出に貢献した。

　18歳を迎えたことで国際移籍が解禁され、ゲンクでの活動をスタートさせることとなる。クラブ公式ウェブサイトではスタイン・ヘルダーマンスTC(テクニカル・コーディネーター)が期待を寄せるコメントを残した。

「左サイドバックは国際的に見てもクオリティー的に埋めるのが難しいポジションだが、ユメキの加入で我々はそれができると期待している。彼は優れた身体的能力と技術、推進力を兼ね備えており、現在ゲンクでプレーしている最終ラインにフィットするだろう。我々の攻撃的なプレースタイルでは、サイドバックが攻撃の原動力となることを期待している。来季からはヨンク・ゲンク(セカンドチーム)の主力になると見られ、そして次の段階ではトップチームのポジションを争うこととなるだろう」

　吉永はまずセカンドチームの練習に参加。すでに在籍するFW熊田直紀とともにプレーすることになるようだ。

この投稿をInstagramで見る

KRC Genk(@krcgenkofficial)がシェアした投稿