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クロップ監督が後任候補のブライトン指揮官デ・ゼルビ氏を激励「サッカー界をひっくり返し続けてほしい」

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ユルゲン・クロップ監督が激励

 リバプールユルゲン・クロップ監督が3月31日のブライトン戦後(○2-1)、敵将のロベルト・デ・ゼルビ監督を激励したようだ。『BBC』が伝えている。

 クロップ体制のラストシーズンを戦うリバプールは今節の勝利で単独首位に浮上した。デ・ゼルビ体制のブライトンから勝利を手にするのは5回目の対戦で初めて。相性の悪いチームに逆転勝利したことで、シーズン最終盤に向けて弾みをつけることができた。

 試合後、クロップ監督はデ・ゼルビ監督に「サッカー界をひっくり返し続けてほしいと伝えた」ことを明かしている。ブライトンは昨季のプレミアリーグを6位で終え、今季はクラブ史上初めてUEFAヨーロッパリーグ(EL)に出場した。ただ好成績を収めたことでMFモイセス・カイセド(→チェルシー)やMFアレクシス・マック・アリスター(→リバプール)といった主力がビッグクラブに移籍したほか、MF三笘薫が負傷離脱するなど難しいチーム編成で戦うシーズンにもなっている。

 そういった状況下でも下位に沈まず勇敢な戦いを続けていることに、クロップ監督は「信じられないような働きをしている」とデ・ゼルビ監督を称賛。「彼が行っていることをとても尊敬している」とも伝え、賛辞を惜しまなかった。

 このようなコメントから期待されるのが、来季のリバプールをデ・ゼルビ監督が率いる可能性だ。有力候補とされたシャビ・アロンソ監督がレバークーゼンに残留することを明言したため、以前から候補とされているデ・ゼルビ氏の動向に注目が集まっている。もっともスポルティングのルベン・アモリム監督も有力候補と報じられており、後任が誰になるかは未定のまま。それでもクロップ監督がデ・ゼルビ氏を高く評価していることは間違いなさそうだ。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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