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VAR担当は残留争うライバルのファンだった!? N・フォレストが批判声明も監督らにプレミアが処分検討

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N・フォレストが批判

 プレミアリーグは22日、ノッティンガム・フォレストがXでエバートン戦(●0-2)の判定や審判員の割り当てについて批判する投稿をしたことに対し、調査を開始することを発表した。

 N・フォレストはエバートン戦後、「3つのPKが与えられないという決して受け入れられない非常に残念な判定があった」と伝えるほか、「試合前にPGMOL(審判統括組織)に対して、VARがルートンファンであることを警告したが、変更されなかった」と告発した。これはプレミアリーグの各担当審判員が応援クラブを明かしているなか、この試合でVARを務めたスチュアート・アトウェル氏が残留を争うルートン・タウンのファンであることを指摘したものだ。

 クラブは翌日、VAR音声の公開を求めながら「審判員に関する何らかの問題が起きた場合、余計な議論が生まれることを懸念したため」とVAR担当審判員の変更を求めた理由を説明。ダービーマッチのような地域的なライバルチームに関しては審判員の属性が考慮されるというが、順位上のライバル関係はほとんど考慮されていないという。また、N・フォレストで審判分析官を務める元プレミアリーグ主審のマーク・クラッテンバーグ氏は『デイリー・メール』で判定を批判するコラムを発信していた。

 一連の騒動に対し、イングランドサッカー協会(FA)は22日、クラッテンバーグ氏のほか試合後に判定を批判していたDFネコ・ウィリアムズヌーノ・エスピーリト・サント監督の3人に対して処分する可能性を含めた調査を行うことを発表。プレミアリーグも同日、「審判団の誠実さを不当に疑うことは決して適切ではない」としてクラブの声明に対する調査を行うことを明らかにしている。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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