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ディアスの“オフサイド誤審”招いた副審、翌日の試合でも重大な判定ミスに関与か

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誤審が相次ぐプレミアリーグ

 トッテナム対リバプールで誤審を招いた審判員が翌日のプレミアリーグでも誤審に関与したようだ。『ESPN』がプレミアリーグ独立委員会の判断を伝えている。

 9月30日のプレミアリーグ第7節・トッテナム対リバプールでは、FWルイス・ディアスの得点がオフサイドと判定されるも、実際は得点を認めるべきだったという誤審が発生。VARが“ピッチ上の判定はゴールだった”と勘違いしたため、オフサイドではないことを確認した上で「チェック終了」と伝えたことが明らかになり、前代未聞のミスとして大きな話題となった。

 このシーンでオフサイドと誤って判定して旗を上げたアドリアン・ホームズ副審は、翌日のノッティンガム・フォレストブレントフォードでアシスタントVAR(AVAR)を担当。しかし、1-1の引き分けに終わったこの試合でも誤審が発生したと報じられている。

『ESPN』によると、後半7分の事象が独立委員会で議論されたという。FWヨアン・ウィサが自陣ペナルティーエリア内でバックパスを受けたGK マット・ターナーに猛然とプレスをかけたシーンだ。ウィサはボール奪取に成功するも、クリアを試みたターナーの足に接触して転倒。主審はノーファウルと判定し、VARの介入もなくPKとはならなかった。

 3人の元選手や指導者、1人のリーグ関係者、1人の審判協会関係者の計5人で構成される独立委員会はこの判定について、満場一致で誤審と判断した模様。主審の判定とVARの判断は間違いで、ブレントフォードにPKを与えるべきだったと結論づけられた。

 AVARがファウルかどうかについて積極的に意見することは稀だが、映像を確認するなかでVARと意見を交わすことも多く、ホームズ氏にも一定の非があるとされる。なお、この試合でVARを務めたマイケル・オリバー氏はトッテナム対リバプールで第4の審判員を務めていた。

ブレントフォードが受けた誤審のシーン


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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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