beacon

“マージーサイド・ダービー”はエバートンに軍配! リバプール痛恨黒星

このエントリーをはてなブックマークに追加

FWドミニク・カルバート・ルーウィンが突き放した

[4.24 プレミアリーグ第29節 エバートン 2-0 リバプール]

 プレミアリーグは24日、第29節延期分を開催した。16位エバートンはホームで2位リバプールと対戦し、2-0で勝利した。日本代表MF遠藤航はベンチスタートで、後半18分に出場した。

 降格圏から勝ち点差を離すべく、2連勝を目指すエバートンと、首位浮上に向けてこちらも2連勝を狙うリバプールの一戦。“マージーサイド・ダービー”は立ち上がりからアウェーチームがボールを握った。

 リバプールは前半10分、DFトレント・アレクサンダー・アーノルドからの浮き球でFWモハメド・サラーがペナルティエリア内右に侵入すると、折り返したボールにFWダルウィン・ヌニェス、MFカーティス・ジョーンズが飛び込む。しかし、ここは手前でDFベン・ゴドフリーに触られて合わせることができなかった。

 エバートンは前半17分、敵陣中央、やや右サイド寄りのところでフリーキックを得ると、ファーサイドを狙ったボールをDFジェームズ・ターコウスキーが頭で折り返す。逆からFWドミニク・カルバート・ルーウィンがヘディングで叩いたが、ここはGKアリソン・ベッカーの好セーブに遭った。

 試合は徐々にエバートンが攻撃の手を強める。すると前半27分にホームチームがスコアを動かした。右サイドでフリーキックを得ると、MFドワイト・マクニールが左足で蹴り込んだボールでゴール前が混戦状態に。リバプールが大きくクリアできないでいると、最後はDFジャラッド・ブランスウェイトが押し込んで先制に成功した。

 負けられないダービー戦。リバプールは前半終盤にかけてヌニェス、FWルイス・ディアスがペナルティエリア内で決定機を迎えるも、どちらもGKジョーダン・ピックフォードに阻まれる。試合はエバートンの1点リードで後半へと折り返した。

 反撃に出たいリバプールは後半立ち上がりから攻勢に転じると、MFアレクシス・マック・アリスターが試合を組み立てた。最終ラインも敵陣に入り込んでビルドアップに参加。左サイドでDFアンドリュー・ロバートソンが起点となった。

 すると、次のゴールもホームチームに生まれた。エバートンは後半8分、右サイドでコーナーキックを得ると、マクニールが左足で入れたボールをカルバート・ルーウィンがファーサイドから叩く。頭で押し込んでリードを広げた。

 2点ビハインドのリバプールは後半18分に3枚替え。DFイブラヒマ・コナテ、ジョーンズ、MFドミニク・ショボスライを下げてDFジャレル・クアンサー、MFハービー・エリオット、遠藤を投入した。

 リバプールは後半24分、ディアスが左サイドから切り込むと、ペナルティエリア内に持ち込んで右足でシュート。ボールはゴール右のポストを弾いた。

 リバプールはボールを握りながらも得点が遠い。試合終盤にかけてはエバートンが押し返すようにゴールへ迫ると、2-0のままタイムアップ。“マージーサイド・ダービー”を制した。

●海外組ガイド
●プレミアリーグ2023-24特集
▶【CL準決勝】決勝に駒を進めるクラブは!?いよいよベスト4の戦いが始まる...CL・EL見るならWOWOWで!

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

TOP