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U-23インドネシア代表の韓国人指揮官、母国撃破に複雑な心境「非常に嬉しいが少し悲しい」「申し訳ない」

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シン・テヨン監督

 U-23インドネシア代表のシン・テヨン監督が母国に勝利したことについて、「非常に嬉しいが、心の奥底では少し悲しいと言っている自分もいる」と率直な感想を伝えた。

 インドネシアは25日のU23アジアカップ準々決勝・U-23韓国代表戦でPK戦の末に勝利し、初のオリンピック出場が近づく4強入りを果たした。韓国人のシン・テヨン監督はロシアワールドカップで韓国代表を率いたが、その後インドネシア代表の監督に就任し、パリ世代のチームも率いている。今回は避けたかった母国との早期対戦となり、結果的に韓国の10大会連続五輪出場を止めることになった。

 試合後、シン・テヨン監督は複雑な心境を明かしながらも「勝者を決めなければいけない。今はインドネシアの監督を務めている。インドネシアのためにベストを尽くす必要がある」と伝え、勝利を振り返った。また『OSEN』などによると、指揮官は韓国メディアからの取材に対しても「10大会連続で出場すれば永遠に破られない世界的な記録になっただろう。私が途絶えさせたことには申し訳ない気持ちでいっぱい」とコメントしている。

 将来の目標は韓国代表を再び率いること。シン・テヨン監督はロシアW杯をグループリーグ敗退で終えて帰国した際、ファンから生卵を投げつけられる被害に遭っており、インドネシアで歴史を作りながらリベンジの機会を狙っているようだ。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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