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韓国代表は外国人監督を招聘へ…有力候補はかつて南野指導の元プレミア指揮官

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韓国の新監督選定に進展

 韓国サッカー協会(KFA)は30日、韓国代表の新監督を選定する戦力強化委員会を開催した。『ソウル新聞』などの韓国メディアによると、5月上旬の正式決定を目指すなか、最有力とされたファン・ソンホン暫定監督の正式就任案はU-23代表のパリオリンピック予選敗退で白紙に。ジェシー・マーシュ監督などを候補とし、外国人監督を招聘する見通しとなった。
 
 韓国はアジアカップ後にユルゲン・クリンスマン監督を解任し、ファン・ソンホン氏がU-23代表との兼任で暫定監督に就任。今月上旬には4人の韓国人指導者と7人の外国人指導者を後任候補としたことが明らかになった。その後ファン・ソンホン氏がU-23代表で失敗したほか、他の韓国人指導者がKリーグクラブでの指揮を続けたい意向を示すなどKFAのオファーを断ったことで、現在の後任候補は外国人のみとされている。

 現地メディアはカタールW杯でサウジアラビアを率いたエルベ・ルナール氏、元トルコ代表監督でFCソウルを率いた経験を持つシェノル・ギュネシュ氏などが候補と伝えている。ただギュネシュ監督は71歳と高齢の点が懸念され、ルナール監督からは巨額の年俸を要求されたため可能性は低いようだ。

 そのなかでマーシュ監督が有力候補とされている。アメリカ出身の同氏はザルツブルク時代にMF南野拓実を指導。昨季はプレミアリーグのリーズで監督を務めていた。就任が決まった場合、マーシュ監督は初めて代表チームを率いることになる。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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