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前半29分で交代の長谷部「攻撃にいくときにいらない選手なのかと…」

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 ブンデスリーガは19日、第22節3日目を行った。日本代表DF内田篤人の所属する4位・シャルケはホームでMF長谷部誠の所属する8位・ボルフスブルクと対戦。内田がフル出場したシャルケが4-0の大勝を飾った。勝ち点を44に伸ばすと、3位・バイエルンに勝ち点1差に詰め寄った。

以下、試合後のコメント

●MF長谷部誠
「ホームとアウェーの試合の仕方が違いすぎる。アウェーで勝ち点を取っていかないと、上に行くには厳しいかなと。自分もアウェーでは守備的なときに試合に起用されているので、結果を出したいなというのがある」

―きょうのポジションを知らされたのは?
「いつも通り2時間前です」

―練習では?
「やってないです」

―守備的にいくときに(長谷部が)起用されるというが、その中でチームは上手く行っていない?
「アウェーで守備的にというメッセージはあると思うが、きょうは立ち上がりの失点までそこまで悪くなかった。行けるかなというのがあった。そういう時の失点でああなってしまった。サッカーだから何があるかわからないし、そこからのサッカーは褒められたものではないけど、立ち上がりはアウェーにしてはよかった」

―立ち上がり相手にクロスを上げられたシーンがあったが?
「センタリングに対して僕が上がっていて、オロズコが間に合っていなくて、オレがいった。僕が上がったところは誰が埋めるのかという意思統一ができてないと思う。きょうの試合を通して、中盤でどフリーで出させているのに、ラインが高いとか。サッカーの基本ができていないことがある」

―新加入選手が多いなど、仕方ない要素が多い?
「正直、難しい。戦術の練習しているわけじゃないし、試合に向けての練習はない。監督はライバルに対して、練習から100パーセントでアピールして、良い選手を使うっていうメッセージだと思ってるから。戦術や、コンビどうこうっていうのは僕らの問題ではあるが悩みどころ」

――前半29分の交代についてはどんな話が?
「全く何も話していないです」

―(交代した)理由をどう捉える?
「監督はいつも失点すると、誰か一人を代えて、みんなを目覚めさせるところもある。攻撃に行かなきゃいけないところで代えられたということは、攻撃にいくときにいらない選手なのかと、メッセージとして受け取らないといけないと思った」

(取材・文 了戒美子)

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