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岡崎がPK獲得!!シュツットガルトは酒井先発定着後4戦3勝

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 ブンデスリーガは3日に第24節を行い、日本代表FW岡崎慎司とDF酒井高徳の所属するシュツットガルトは敵地でハンブルガーSVと対戦した。岡崎は左MFで5試合連続の先発出場を果たし、酒井も左SBで4戦連続のフル出場。岡崎の4戦連続ゴールはならなかったものの、チームは4-0の快勝。前節のフライブルク戦(4-1)に続く、2戦連続の4得点で連勝を飾った。

 岡崎は先月29日に豊田スタジアムで行われたW杯アジア3次予選のウズベキスタン戦(0-1)に出場しており、中2日での出場となった。過密スケジュールにもかかわらず、立ち上がりから岡崎がチャンスに絡んだ。前半10分、酒井からのパスを受けた岡崎が左サイドからドリブル突破。ゴールライン際まで攻め上がり、中央へ折り返す。これにMFハイナルが頭で合わせたがGKに止められた。それでも同23分、後方からのロングボールに左サイドの岡崎が競り勝ち、頭で落とす。拾ったハイナルがドリブルで切れ込むと、FWイビセビッチへラストパス。DFをかわしたイビセビッチがシュートを決め、シュツットガルトが先制に成功した。

 さらに前半31分には左サイドスローインからのボールに飛び込んだ岡崎がPA内左でDFライコビッチに倒され、PKを獲得する。これをMFクズマノビッチが決めて、2点差にリードを広げた。2-0で前半を折り返した。

 後半に入ってもシュツットガルトは攻撃の手を緩めない。後半2分には、この日2度目のPKをクズマノビッチが決めて3点差。すると同9分にはFWパオロ・ゲレーロがGKへ危険なタックルをしたため、一発退場。シュツットガルトが数的有利に立った。3-0の後半26分に岡崎は途中交代した。

 終了間際の45分にはMFハルニクが5戦連続ゴールを決めて、4-0。酒井は4戦連続のフル出場で勝利に貢献した。酒井にとって、左SBの定位置を争うイタリア代表DFモリナーロの3試合の出場停止が明けて迎えた一戦だったが、先発の座を譲らずにフル出場。酒井が先発後、シュツットガルトは3勝1敗と好調を維持している。


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