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代表帰りの宮市、首位マンC相手に果敢にシュート狙うも無得点で4連敗

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 プレミアリーグは3日、第27節を行い、日本代表FW宮市亮の所属する19位ボルトンは敵地で首位のマンチェスター・Cと対戦した。2月29日のW杯アジア3次予選・ウズベキスタン戦で日本代表に初招集された宮市は左MFで公式戦3試合連続の先発出場。前節のチェルシー戦(0-3)に続いてフル出場し、シュート2本を放つなど奮闘したが、チームは0-2で敗れ、泥沼の4連敗となった。

 プレミアリーグで首位を走るタレント軍団を相手に一歩も引かなかった。前半2分、4分と立て続けにFWバロテッリが決定機をつかむなど立ち上がりからボルトンを押し込むマンチェスター・C。チーム力の差は歴然だったが、ウズベキスタン戦で出番なく、A代表デビューが持ち越しとなったうっ憤を晴らすように宮市が果敢に仕掛けた。前半11分には縦パスに反応し、左サイドからドリブルで中に切れ込み、右足でシュート。しかし、DFサバレタの股間を抜けたボールはGKにキャッチされた。

 マンチェスター・Cは前半23分、DFクリシーの左足ミドルがDFスタインソンに当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らす先制点。1点ビハインドとなったボルトンは同37分、FWヌゴグがスペースに出すと、宮市が俊足を生かしてDFコロ・トゥレを振り切り、PA内に進入。左45度から右足でファーサイドのゴール右隅を捉えた狙い澄ましたシュートを放ったが、GKジョー・ハートが横っ飛びで弾くビッグセーブを見せ、プレミアリーグ初ゴールはならなかった。

 1-0で折り返した後半はマンチェスター・Cが余裕の試合運びを見せ、後半24分にはMFアダム・ジョンソンの突破からバロテッリが追加点。2-0と突き放すと、ボルトンの反撃を難なくかわし、4連勝で首位の座をキープした。ホームでは開幕から無傷の14連勝。明日4日にトッテナム戦を控える2位マンチェスター・Uにプレッシャーをかけた。


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