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ザック御前でハーフナーがアシスト!!吉田との日本人対決制す

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 エールディビジは12日、第29節を行い、DF吉田麻也とFWカレン・ロバートの所属する16位VVVがホームでFWハーフナー・マイクとDF安田理大の所属する7位フィテッセと対戦した。日本代表のザッケローニ監督が視察する中、欧州1部リーグで史上初となる日本人選手4人の同時出場も期待された一戦。吉田が2戦連続で先発し、ハーフナーも後半20分から途中出場したが、カレンと安田は出番がなかった。試合は2-1の後半ロスタイムにハーフナーのアシストでダメ押しの3点目を奪ったフィテッセが3-1で勝利し、3試合ぶりの白星を飾った。

 ハーフナーが5試合連続、安田も2試合連続でベンチスタートとなったフィテッセは前半11分にDFビュットナーのゴールで先制。同26分にはビュットナーの左クロスからFWボニーが吉田の前に体を入れ、ヘディングで追加点を叩き込んだ。2点ビハインドで後半に折り返したVVV。後半3分には左CKのこぼれ球を吉田が左足ボレーで狙った。これはゴール上に外れたが、同7分、FWビルトシュットのゴールで1点を返した。

 2-1と追い上げられたフィテッセは後半20分、MFアナンに代えてハーフナーを投入。2試合ぶりの出場となったハーフナーと吉田の日本人対決が実現した。後半31分にはDFホフスのスルーパスからハーフナーが右足のスライディングシュート。4戦ぶり今季5点目とはならなかったが、後半ロスタイム、左サイドからドリブルで仕掛けたハーフナーのグラウンダーの折り返しにホフスが左足で合わせる。ハーフナーの今季2アシスト目で3-1と試合を決定づけた。

 試合はそのまま終了。吉田はフル出場したが、3失点のVVVはこれで4連勝後、悪夢の5連敗となった。勝ち点25でプレーオフ圏の16位で変わらず、自動残留となる15位との勝ち点差は残り5試合で5に広がった。なお、3試合連続ベンチスタートのカレンは最後まで出場機会がなく、10試合ぶりの欠場。安田も2試合連続で出番がなかった。


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