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長友、2戦連続の途中出場も…インテルはスコアレスドローに終わる

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 セリエAは22日、第34節を各地で行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルは、敵地でフィオレンティーナと対戦した。長友はこの日もベンチスタートとなったが、後半開始時から2戦連続の途中出場を果たした。しかし試合は両チームとも得点を奪えず、0-0の引き分けに終わった。

 14日に行われたセリエB第35節、ペスカーラ対リボルノの一戦で、リボルノMFピエルマリオ・モロジーニが試合中に倒れて死亡したことを受け、試合前には全員で黙とうがささげられた。

 インテルは前半から精彩を欠いた。3試合連続ゴール中と好調のFWミリートを中心にゴールを目指すが、なかなかシュートまでも持ち込めない。特に大きなチャンスをつくれないまま、前半を0-0で折り返した。

 インテルは後半開始時から長友を投入。動きの悪かったDFサネッティに代わって、そのまま左SBの位置に入った。

 しかし後半24分、インテルにピンチが訪れる。ゴール前に抜け出したMFアンドレア・ラッツァーリをGKジュリオ・セーザルが倒してしまい、フィオレンティーナにPKを与えてしまう。キッカーはMFアデム・リャイッチ。だがこのPKを、ジュリオ・セーザルが自ら止めて先制点を許さなかった。

 なおもこう着状態が続く。長友も攻撃参加を試みるが、左MFのマウロ・サラテとの連携が悪く、なかなか攻め込めない。後半40分に左サイドからPA内に自ら侵入。DFをかわして右足でシュートを放ったが、枠を外れた。

 試合は0-0の引き分けに終わった。インテルはストラマッチョーニ監督就任以降、4戦負けなし(2勝2分け)となったが、順位は7位のまま。CL、EL出場圏内にせまることは出来なかった。


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