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欧州CL初の日本人ファイナリスト、宇佐美が決勝でベンチ入りの可能性も

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 バイエルンに所属するMF宇佐美貴史が来月19日に本拠地であるフスバル・アレナ・ミュンヘンで開催されるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝・チェルシー戦でベンチ入りする可能性が高まった。

 バイエルンは、25日に行われた準決勝第2戦のレアル・マドリー(スペイン)戦でPK戦の末に3-1で勝利し、2年ぶり9度目の決勝進出を決めた。この試合で宇佐美はベンチ入りできなかったものの、日本人としては欧州CL初のファイナリストとなった。

 11年ぶり5度目の優勝をめざすバイエルンだが、決勝では主力のアラバ、グスタボ、バトシュトゥバーの3選手が累積警告による出場停止となる。さらに昨年9月に自宅への放火容疑で逮捕されたDFブレーノもベンチ入りは外れることが濃厚だ。バイエルンのトップチームは全員で24人。決勝戦のベンチ入りを巡っては、24人から上記の4人を抜いた20人で争うことになる。しかしGK4人の内3人以上が入る可能性は低い。このことから、宇佐美がベンチ入りを果たす可能性は非常に高いとみられる。

 今季限りでバイエルンへの期限付き移籍が終了する宇佐美。最後の大舞台でベンチ入りを果たすことができるか。仮に出場すれば、昨季の欧州CL準決勝に出場したDF内田篤人(シャルケ04)を抜いて、日本人初の快挙達成となる。5月19日に行われる欧州CL決勝からまずます目が離せない。

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