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チェルシー暫定監督の未来は?

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 チェルシーは3月に、成績不振のため、アンドレ・ビラス・ボアス前監督を解任した。それ以降、コーチを務めていたロベルト・ディ・マッテオ氏が暫定監督として、指揮をとっている。リーグ戦ではまだ6位と欧州カップ戦の出場圏内に入ることはできていないが、暫定監督はFA杯とCLの2つのカップ戦で決勝進出にチームを導いた。

 アーセナルのアーセン・ベンゲルをはじめ、多くの人々が、ディ・マッテオの高い能力を評価し、イングランドでは「そろそろ暫定監督じゃなくて、監督にしてもいいのでは?」という声が多数、上がっている。

 talkSPORTは、チェルシーのロン・グーレイCEOに独占インタビューを行った結果、クラブ内ではシーズン終了まで監督人事に関する話し合いが行われないことが、明らかになった。グーレイは41歳のイタリア人コーチに、残りの日程に集中することを求めた。

「当初の予定通りに物事を進めることが非常に重要だ。ロビー(ロベルト・ディ・マッテオ)に暫定監督として、シーズン終了まで指揮を執ってもらう。シーズン終了までは、どのような話し合いもするつもりはない。これから非常に重要な試合が行われるため、新監督問題はシーズン終了まで話し合わないということで合意している」

 とはいえ、暫定監督が残している記録には満足しているようだ。

「ロビーが就任してから15試合を戦った。10勝4分け1敗という成績だ。良い流れを引き寄せてくれたね。パフォーマンスと結果が悪い時期を乗り越えたと思う。その状況を同じ選手たちで変えてくれたんだ。ここからシーズン終了までにある残りの6試合(リーグ戦4試合、欧州CL決勝、FA杯決勝)に集中しなければいけない。1試合ずつ戦うことが大事だ。当たり前かもしれないが、ロビーが指揮を執るようになってからは、そうやって流れが良くなってきたんだ。とても良くね」

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