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バルサの後任監督はビラノバ氏…ペップ「精根尽きてしまった」

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 バルセロナは27日、ジョゼップ・グアルディオラ監督の後任としてアシスタントコーチのティト・ビラノバ氏を昇格させると発表した。『uefa.com』によると、記者会見に挑んだグアルディオラ監督は次のようなコメントを残している。

「この4年間で精根尽きてしまったので、この辺でまたエネルギーを補給する必要がある。それが監督の座を降りるることにした一番の理由だ。選手たちが気持ちを高めて試合に臨めるよう、監督にも情熱とエネルギーが必要だからね」。

「私もそれらを取り戻す必要があるが、そのためには休養するしかない。我々が成し遂げてきたことには満足している。結果だけでなくその内容にもね。このチームを率いてこれたことを選手たちに感謝したい。彼らのおかげで楽しんで仕事がやれた。毎試合ごとに私を幸せな気分にしてくれたよ」。

 グアルディオラ監督は2008-09シーズンにバルセロナの監督に就任。1年目でリーガ、コパ・デル・レイ、欧州CLの3冠を達成するなど、リーガ3連覇(08-09,09-10,10-11)、コパ・デル・レイ1回(08-09)、欧州CL2回(08-09,10-11)、クラブW杯2回(09,11年)、スペインスーパーカップ3回(09-10,10-11,11-12年)、UEFAスーパーカップ2回(09-10,11-12年)と、就任4シーズンで計13のタイトルを獲得している。

「仕事を成し遂げた達成感とともに監督を辞めることができるのは最高だ。二つのタイトルを失ったあとだがそう思う。私は穏やかな気持ちでクラブを去っていくよ」。

 後任のビラノバ氏は1969年生まれの42歳。グアルディオラ監督がバルサのBチームを率いていた2007-08シーズンからアシスタントとして同監督を支えていた。

[写真]後任のビラノバ氏

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