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岡崎&酒井vs宇佐美、ブンデス初!!日本人3選手が同時先発

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 ブンデスリーガは28日、第33節を行い、MF宇佐美貴史の所属するバイエルンはホームでFW岡崎慎司とDF酒井高徳の所属するシュツットガルトと対戦し、2-0で勝利した。酒井、岡崎、宇佐美が揃って先発。ブンデスリーガで初めて日本人選手3人が同じピッチで先発出場した。

 酒井は右SBで13試合連続の先発出場。岡崎は8試合ぶりに先発すると左サイドに入った。すでに2位を確定させているバイエルンは欧州CL・準決勝第2戦・レアル戦から中2日ということもあり、主力を多数温存。宇佐美は2戦連続で先発すると右サイドでプレーした。

 試合は前半32分に動いた。後方からのロングボールをDFロドリゲスがクリアミス。PA左で拾ったFWミュラーがDFをかわして、GKを引きつけると中央へ折り返す。走り込んでいたFWマリオ・ゴメスが右足で流し込んだ。バイエルンが先制に成功した。宇佐美は立ち上がりこそ、ドリブル突破からクロスを入れるシーンがあったものの、その後はボールに絡めない。

 対するシュツットガルトは前半36分、岡崎がチャンスを迎える。酒井の右クロスはクリアされるが、こぼれを拾ったFWハイナルが浮き球パス。飛び込んだ岡崎のヘディングシュートはクロスバーを叩いた。この日の酒井は守備に奔走。幾度かオーバーラップをみせたが、アシストにはつながらなかった。前半を1-0で折り返した。

 後半11分、バイエルンは宇佐美を交代。代わってMFシュバインシュタイガーがピッチへ送られた。対するシュツットガルトも後半19分に岡崎を交代。代わってFWシーバーを投入した。この交代により、ピッチ上の日本人は酒井だけとなった。酒井は守備で奮闘。カウンターからピンチを迎えるがFWオリッチのシュートに必死に走り込み、GKと交錯しながらもシュートをストップ。身体を張った。

 しかし終了間際のロスタイム2分、バイエルンが中央でボールを奪うとカウンター。途中出場のMFロッベンがドリブルで仕掛けると右サイドへ展開。オリッチがファーサイドへパスを送ると、これをロッベンがスルー。最後はワントラップからミュラーが右足で流し込んだ。そのまま試合は終了。2-0でバイエルンが勝利を飾った。一方、シュツットガルトは2月19日のハノーファー戦以来、11試合ぶりの黒星を喫した。
 

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