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ベンゲル「グアルディオラのプレッシャーを理解できるのは私だ」

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 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督が27日に退任を発表したバルセロナのジョゼップ・グアルディオラ監督について「グアルディオラのプレッシャーを理解出来る人間がいるとすれば、それは私だ」とコメントした。公式サイトが伝えている。

 バルセロナは連覇を目指し挑んだ欧州CLの準決勝でチェルシーに2戦合計2-3で敗戦。また22日に行われたR・マドリーとのクラシコにも敗れ、リーグ4連覇も厳しい状況となった。27日に会見を開いたグアルディオラ監督は「この4年間で精根尽きてしまったので、この辺でまたエネルギーを補給する必要がある」とコメントし、退任を発表した。

 ベンゲル監督は「驚きだった。先週のように大きな敗戦を喫した直後というのは、このような決断を下すのに、正しいタイミングではないかもしれないからだよ」。さらにアーセナルで16年目のシーズンを送る自身の経験も踏まえ次のようにコメントしている。

「バルセロナの哲学は、勝敗よりも大きなものでなければならない。グアルディオラはこの哲学を代表する一人であり、彼はこの哲学の勝利者だ。だから、今年が例え期待外れのシーズンとなったとしても、私は彼を愛していただろうし、チームに残り、彼の哲学でチームを立て直せばきっと興味深いものになったと思う」

「私は仕事から離れないという別の決断を下した。何故なら、それに対処する事が自らの習慣、そして人生になっているからだよ。だが、ある段階でそこから離れなければならない人間もいるんだ」

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