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ギリシャ監督:「コンディションはまだ万全じゃない」

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監督の母国ポルトガルとドロー

 31日に行われた国際親善試合で対戦したポルトガル代表とギリシャ代表は、0-0の引き分けに終わった。ブラジル・ワールドカップ(W杯)を日本と同組で戦うギリシャのフェルナンド・サントス監督が、チームの現状についてコメントしている。ポルトガル『Mais Futebol』が伝えた。

 FWクリスティアーノ・ロナウドやDFペペらが欠場したポルトガルは優勢に試合を進めながらも、守備を固めるギリシャからゴールを奪うことができなかった。一方、攻撃面ではあまり迫力を感じさせることができなかったギリシャだが、チームのコンディションはまだ万全ではなかったとサントス監督は語る。

 ギリシャ国内リーグのシステムにより、優勝したオリンピアコスは4月前半の時点でシーズンを終了。一方、2位から5位のチームはそこから6試合のプレーオフを戦った。フラムFWコンスタンティノス・ミトログルやMFギオルゴス・カラグニスのように国外の所属クラブで出場機会が乏しかった選手もおり、コンディションにはバラつきがあるとのことだ。

「ポルトガルは万全ではなかった? それは両チームとも同じだ。我々の方には4月にリーグ戦を終えて、1か月半ほとんど実戦をしていない選手もいた。オリンピアコスの選手たちがそうだし、ミトログルやカラグニスもそうだ」

「プレーオフに参加したことで短期間に6試合や7試合をこなした選手たちもおり、チーム内のコンディションはまったくバランスが取れていない。両チームともにW杯の頃には今とはまったく異なるコンディションになっていると思う」

 前半に負傷交代を強いられたDFソクラティス・パパスタソプロスに関しては、今後の検査結果が待たれる。「深刻でないことを願いたい」と指揮官はコメントしている。

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