[6.18 W杯H組 ロシア1-1韓国 クイアバ]

　2010年W杯の直前で、登録メンバーから外れた韓国代表のFWイ・グノ。4年を経て、ブラジルW杯のメンバーに選出されたアタッカーは、初戦のロシア代表戦で先制点を記録した。後半23分、得意のドリブルでボールを運び、思い切りよく右足を振り抜くと、ロシアの名GKイゴール・アキンフェエフのキャッチミスを誘発し、先制点が決まった。

　その後、ロシアに追い付かれて、試合を1-1で終えたが、ホン・ミョンボ監督は戦術的な理由からイ・グノをベンチスタートにしていたことを明かす。「ロシアのCBはスピードがなく、後半になれば疲れることは分かっていた。彼は自分の仕事を良くやってくれて、点も取ってくれた」と称賛した。

　W杯での初ゴールを振り返り、イ・グノは「前回、落選したときから、僕はずっとこの瞬間を夢見て、切望していたんだ」と、コメントしている。そして「試合前の練習のときから、シュートに良い感触を持っていた。だから、自信があったんだ。その自信があったから、点が入ったのかもしれないね」と、喜んだ。

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