ウルグアイ戦は「気持ちはアツく、頭は冷静に」

イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンは22日の会見で、ワールドカップ(W杯)でグループステージ敗退に終わったら「失敗」だと語った。ウルグアイとの決戦に向けて、「気持ちはアツく、頭は冷静に」と話している。

　初戦でイングランドを下したものの、第2節でコスタリカに敗れたイタリア。得失点差の関係で、ウルグアイ戦はドローでもベスト16進出を決められるが、FWルイス・スアレスが復帰した前回大会ベスト4のウルグアイとの一戦が厳しい試合になることは想像に難くない。

　ブッフォンは会見で次のように話している。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。

「グループステージ敗退なら、失敗となる。それは否定できない。歴史的に、イタリアは初戦でうまくやると、2戦目で問題を抱えるんだ。でも、3試合目でいつも反撃してきた。今は楽観することが必要だよ」

「ウルグアイとの試合では、素晴らしいゲームをしなければいけない。気持ちはアツく、頭は冷静になることが必要だ。自信を持たなければいけない」

　イタリアはMFダニエレ・デ・ロッシが負傷し、ウルグアイ戦欠場が濃厚となっている。これを受け、チェーザレ・プランデッリ監督はウルグアイ戦で3-5-2にシステムを変更し、FWマリオ・バロテッリとFWチーロ・インモービレを同時起用すると言われている。

「昨日は戦術の練習をしなかった。今日と明日、どうなるかを見よう。3バックでも驚かない。僕らはすべてに準備しているんだ。デ・ロッシや(アンドレア・)ピルロのような選手は代えがきかない。その穴は、チームのユーティリティー性で埋めなければいけないんだ。その意味で、監督はバランスを取ることに優れているよ」

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