バルサ、チェルシー、モナコが興味?

　ボルフスブルクに在籍するブラジル代表MFルイス・グスタボの契約には、7月末まで有効とされる契約解除金が設定されているようだ。ドイツ『キッカー』によると、その金額は3500万ユーロだと本人が認めているという。

　ルイス・フェリペ・スコラーリ監督が率いるブラジル代表で昨年夏からボランチのレギュラーに起用されてきたL・グスタボは、ブラジル・ワールドカップ(W杯)でもこれまで全試合にフル出場。W杯期間中は他クラブへの移籍は検討しないと見られるが、『キッカー』は7月末までにバルセロナ、チェルシー、モナコなどが獲得に乗り出す可能性があると伝えている。

　一方、ボルフスブルクのクラウス・アロフスGM(ゼネラル・マネジャー)は、「ルイスが移籍することを示す兆候は何一つない」とL・グスタボの残留に強気だ。ディータ・ヘキング監督も、「ルイスは我々にとって非常に大事な選手だ」と同選手の重要性を強調している。

　しかし、去年の夏にバイエルン・ミュンヘンから移籍したブラジル代表MFは加入当初、ヴォルフスブルクのチャンピオンズリーグ(CL)復帰を目指していると話していた。昨シーズンを5位に終えた同クラブはCL出場権を惜しくも逃している。

　新シーズンでのCL出場権を持つクラブから設定金額を満たすオファーが届いたとすれば、L・グスタボは新天地に向かうのだろうか。W杯後の動きが注目されるところだ。

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