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“死の組”に落胆の韓国…現地記者が考える決勝Tに進出するための最低条件とは?

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厳しいグループに入った韓国

 ロシアW杯の組み合わせ抽選会から一夜明け、各国は様々な反応を見せている。では、最も厳しいグループに入ったと目される隣国、韓国はW杯がどのようなものになると考えているのだろうか。

 韓国は、前回王者のドイツ、メキシコ、スウェーデンと強豪国ひしめくグループFに入った。『Goal』韓国語版で記者を務めるアレックス・キム氏は「正直突破はかなり難しいと思う」と話しつつ、「でもどの組に入っても同じだった。W杯に簡単なチームはないからね」と、自分たちの立ち位置が挑戦者であることを改めて強調している。

 また、韓国メディアの論調も厳しい見方になっていると明かす一方で、ドイツとの対戦が3戦目になることはいくらか幸運だと考えているという。しかし、日本同様カギは開催地で、ニジニ・ノブゴロド、ロストフ、カザンと移動距離が長いことで問題が生じると予想されているようだ。

 もちろん、韓国も突破を諦めているわけではない。キム氏は「最も厳しい組の一つだけど」と前置きした上で「最初の試合でスウェーデンに勝利すれば可能性はある」と、初戦がカギになることを語った。

 日本が最後に入ったグループHについては「韓国もそこに入りたかった」と笑いを誘いつつ、「どのチームにとっても激しい戦いになりそうだね」と予想している。

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