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36年ぶりW杯に34歳レジェンドが参戦!! 薬物疑惑のゲレーロ、二転三転の厳罰が取り消しに

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ペルー代表にとって36年ぶりのW杯に挑む34歳のFWパオロ・ゲレーロ

 薬物摂取によって14か月の出場停止処分が下され、ロシアW杯への出場が絶望視されていたペルー代表FWパオロ・ゲレーロだが、裁判所は一転して処分を取り消したようだ。各国メディアが一斉に報じている。

 34歳のゲレーロは同国の最多得点記録を持つレジェンド的ストライカー。昨年10月、コカインを摂取したとして、ドーピング陽性の判定を受けた。これについてゲレーロは「お茶に偶然混入していた」と反論していた。

 一度は12か月の謹慎が命じられたが、その後、処分は6か月に短縮され、今年4月には出場停止が明けたかと思われた。だが、世界アンチ・ドーピング機関(WADA)の控訴を受け、再び14か月に延長。W杯への出場は絶望的とみられていた。

 だが、ゲレーロはこれまで処分の取り消しを訴え続けており、ペルーとグループリーグで対戦するフランス、デンマーク、オーストラリアの3か国も、処分撤回を求める嘆願書を国際サッカー連盟(FIFA)に提出。再び議論が巻き起こっていた。

 ゲレーロは今回、処分を下したスポーツ仲裁裁判所(TAS)のあるスイスで控訴を提起。これが最高裁に認められ、前提措置として処分の一時的な凍結を受けたという。1982年以来、36年ぶりにW杯出場を決めているペルーだが、34歳のレジェンドがピッチに立つことになりそうだ。

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