[6.26 W杯D組第3節 ナイジェリア1-2アルゼンチン サンクトペテルブルク]

　待望のロシアW杯初ゴールを決め、アルゼンチン代表を決勝トーナメントに導いたFWリオネル・メッシは試合後、ナイジェリア戦での劇的な勝利について口を開いた。アルゼンチン代表の公式ツイッター(@Argentina)がコメントを発表している。

「この試合に勝つという自信はあった。勝つことができて本当によかった。喜びに値する勝利だよ。僕たちには神様がついていた。そして、彼は僕たちを敗退に追いやろうとはしなかったんだ」

　前半13分、MFエベル・バネガのスルーパスに抜け出すと、後ろ向きのトラップから右足でゴール。後半立ち上がりに追い付かれたが、自身のパスを起点に右サイドを崩し、DFマルコス・ロホの決勝点が生まれた。

「ここに来てくれた全ての人たち、そして僕たちのために捧げてくれた全ての人たち、僕たちと共に戦ってくれたアルゼンチンの人たちに感謝している。アルゼンチン代表のシャツは格別なものだよ」

　第1戦でのPK失敗、第2戦での孤立、そしてホルヘ・サンパオリ監督の責任問題。すべてを乗り越えてきたアルゼンチンの“神様”は結果で自身の価値を示した。この勝利によって30日、C組首位のフランスに挑む権利を獲得。全てが解決したわけではないが、メッシの未来は開かれた。

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