ベルギー代表FWロメル・ルカクは、イングランド代表との一戦を欠場することが濃厚のようだ。

　初戦のパナマ戦、2戦目のチュニジア戦でともに2ゴールずつを挙げるなど、ルカクは好調を維持。しかし、5-2で勝利を収めたチュニジア戦で足首の外側靭帯を痛め、途中交代していた。検査の結果、ケガの状態は深刻ではないようだが、28日に行われるグループリーグ3戦目は欠場し、リスクを回避するようだ。

　ロベルト・マルティネス監督は、イングランド戦前の会見で「検査の結果からロメル・ルカクに関する良い報告を受けた。しかし、ケガの状態は深刻ではないものの、依然として違和感が残っているようだ」とストライカーの状態について言及した。

「我々は27日の夜までに彼が試合に出場できるかどうかの判断を下す。現段階で彼は依然として回復の段階にすぎないし、時期尚早だ。しかし、彼が回復するまでに長期間を要するとは考えられない」

　また、首位通過を懸けたイングランド代表との一戦について同指揮官は「我々は個々の選手の状態を把握する必要があり、この試合のプライオリティは良いプレーをすることで勝利ではない」と結果よりも内容を重視したいと話した。

　現在、W杯のゴールデンブーツ争いで5ゴールの首位ハリー・ケインに次ぐ、4ゴールを挙げるルカクは、直接対決をベンチから見守ることになりそうだ。

---

★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
2018W杯ロシア大会特集ページ
★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!
2018W杯ロシア大会日程&TV放送