ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督は「何か特別なものがある」と、現地時間6日に行われるブラジル代表戦に自信を示した。前日会見をイギリス『BBC』が伝えている。

　ロシアW杯は準々決勝を迎え、日本代表を倒したベルギー代表は、ブラジル代表と対戦する。ベルギーはW杯で4連勝中と好調。W杯6度目の優勝を目指すブラジルと「同じようなクオリティーを持っている」と語る。そして「違いは簡単。私たちはW杯で優勝した経験がないだけだ」と付け加えた。

　決勝トーナメント1回戦で、レッドデビルズ(ベルギー代表の愛称)は25分間で3得点を挙げ、劇的な逆転勝利を収めた。この勝利は“黄金世代”のW杯制覇を予感させるものだと話題になった。スペイン人指揮官が指揮するチームには、GKティボー・クルトワ、DFビンセント・コンパニ、MFケビン・デ・ブライネ、MFエデン・アザールと、プレミアリーグで優勝を経験したメンバーがそろっている。加えてFWロメル・ルカクは大会4得点と好調を維持している。

　マルティネス監督は、選手たちはブラジルとの対戦を待ちきれないようだと明かす。

「このチームには、何か特別なものがある。それは疑いようがない。私たちは準備が整っています。2年間、この瞬間に向けて取り組んできたのです」

　ブラジルとベルギーの一戦は、日本時間6日の27時にキックオフを迎える。

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