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フリック、W杯2年周期案に反対「スポーツ界全体に負担をかけることになる」

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 ドイツ代表ハンジ・フリック監督がワールドカップを2年周期とする案に対し、明確に反対した。ドイツ『フランクフルター・アルゲマイネ』が伝えている。

 国際サッカー連盟(FIFA)グローバル・デベロップメント(世界的発展)部門のトップを務めるアーセン・ベンゲル氏が推し進めているワールドカップの2年ごとの開催。しかし、各代表の監督はこの案に反対しており、フリックも同じ姿勢を示した。

「私は絶対に反対だ。2年に1度のワールドカップは、サッカーに負担をかけるだけでなく、スポーツ界全体にも負担をかけることになる。他のスポーツにもスペースと注意が必要だ。何よりもまず、選手に押し付けるのではなく、選手とその健康に焦点を当てなければならない」

 また、前監督であるヨアヒム・レーブに対して「彼はドイツサッカーにアイデアを与え、それが数年にわたって世界的に認められるようになったが、そのすべての立役者だ。これまでの代表チームの監督の中で最高の監督だ」と称賛を寄せた。

「彼が私に声をかけてくれなかったら、私の人生はまったく違う方向に進んでいただろう。彼はいつもチームに絶大な信頼を寄せていて、私に自由を与えてくれていた。彼は、自分にかけられたプレッシャーの中でも、常に凛としていた」

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