beacon

スペイン代表諦め切れず一度は招集辞退も…バルセロナ20歳FWがハリル率いるモロッコ代表入り!

このエントリーをはてなブックマークに追加

FWアブデ・エザルズリ

 バルセロナ所属のFWアブデ・エザルズリ(20)が17日、カタールW杯アフリカ最終予選のコンゴ民主共和国戦に臨むモロッコ代表に選出された。昨年12月のアフリカカップでもメンバー入りしていたが、スペイン代表入りの可能性を残すため招集を辞退。それでも約3ヶ月を経て、W杯出場をかけた最終決戦を控える母国に貢献することを決めたようだ。

 2001年生まれのエザルズリはモロッコ生まれのウインガー。7歳の頃からスペインに移住し、エルチェにある街クラブで育ってきた。2016年からはエルクレスの育成組織に所属し、19年からトップチームに昇格。スペイン2部Bでの活躍が評価され、21年夏にバルセロナBに加入した。バルセロナではチームが不調に陥る中、昨年10月に早くもトップチームデビュー。ラ・リーガ10試合に出場し、昨年12月のオサスナ戦では初ゴールも挙げている。

 スペイン『マルカ』によると、エザルズリは昨年12月の時点ではモロッコ協会との協議で招集辞退を伝えていたが、バヒド・ハリルホジッチ監督率いるモロッコ代表入りを決断した模様。一方、バルセロナは今月、同選手が膝蓋骨腱障害で戦線離脱すると発表しており、出場は不透明な状況となっているという。

●カタールW杯アフリカ予選特集
●カタールW杯各大会予選一覧
●2022W杯カタール大会特集ページ

TOP