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イングランド、4強→準V→今回は? 大本命に次ぐ2位通過をイランやアメリカが争う構図か:B組

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B組に入ったイングランド、イラン、アメリカ

 11月21日に開幕するカタールW杯のグループリーグ組み合わせ抽選会が1日にカタールのドーハで行われ、グループBにはイングランド、イラン、アメリカが入った。残る1チームは欧州予選プレーオフが延期となった影響により、スコットランド、ウクライナ、ウェールズのいずれかとなる。

 このグループの大本命はイングランドだろう。2016年からガレス・サウスゲート監督が指揮を執るチームは、欧州予選を8勝2分の無敗で首位通過。最終節のサンマリノ戦で10-0の大勝を飾るなど、総得点39は予選全グループを通して最多の数字となっている。

 攻撃の中心は、欧州予選でオランダ代表FWメンフィス・デパイ(バルセロナ)と並ぶ最多12ゴールを記録した主将FWハリー・ケイン(トッテナム)。MFメイソン・マウント(チェルシー)やFWフィル・フォーデン(マンチェスター・C)といった若手の台頭も著しく、他国が羨む豪華な陣容を揃える。

 2018年の前回大会はベスト4、昨年のEURO2020は準優勝。さらに一歩進み、今回目指すのは1966年大会以来の世界一だ。

 イランは2020年に就任したドラガン・スコチッチ監督の下、アジア最終予選で韓国を抑えて首位突破を果たした。10試合で15得点4失点とアジア屈指の守備力を備えるだけに、代表通算62試合40ゴールのFWサルダル・アズムン(レバークーゼン)、2019-20シーズンのポルトガル・リーグ得点王のFWメフディ・タレミ(ポルト)ら攻撃陣の奮起が鍵か。

 アメリカは北中米カリブ海予選を3位で終え、2大会ぶりにW杯の舞台に戻ってきた。昨年のCONCACAFゴールドカップではグループリーグを全勝突破した勢いをそのままに、決勝でメキシコを撃破。2大会ぶりに北中米カリブ海の頂点に立った。MFクリスティアン・プリシッチ(チェルシー)やDFセルジーニョ・デスト(バルセロナ)などヨーロッパで活躍する若手選手を数多く擁し、チームとしてハマればイングランドに一泡吹かせる可能性も十分にあるだろう。

 なお、グループBの残る1枠を争う欧州予選プレーオフは6月に行われ、準決勝のスコットランドvsウクライナの勝者が決勝でウェールズと対戦する。

【日程】※試合時間は日本時間
第1節
11月21日(月)
イングランド 22:00 イラン [ドーハ/ハリファ]
アメリカ 28:00 (スコットランドorウクライナorウェールズ) [アルラーヤン]

第2節
11月25日(金)
(スコットランドorウクライナorウェールズ) 19:00 イラン[アルラーヤン]
イングランド 28:00 アメリカ [アルホール]

第3節
11月29日(火)
(スコットランドorウクライナorウェールズ) 28:00 イングランド[アルラーヤン]
イラン 28:00 アメリカ [ドーハ/アルトゥママ]

●カタールW杯各大会予選一覧
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