カタール・ワールドカップ(W杯)開幕が20日に迫る中、イタリアメディア『スカイTG24』が特集記事を組み、グループEの日本代表などについて見解を示した。

　カタールで開催される「史上初の冬のW杯」。イタリアメディアは、そんな4年に1度のサッカーの祭典に注目し、森保一監督率いる日本代表が戦うグループEについて分析した。まずは前回の2018年大会において、スウェーデンやメキシコ、韓国と同居するグループFにおいて最下位で敗退したドイツに言及。「ハンジ・フリックのドイツも非常に興味深い。インテルの(ロビン)ゴセンスが落選した一方、2014年大会でドイツ国民に(優勝の)歓喜をプレゼントしたマリオ・ゲッツェが26人のメンバーに復帰している」などと綴った。

　続いてルイス・エンリケ監督率いるスペインには「若返りが行われてきたが、ほぼ完了したと言える。カタールで主役となるのは、ペドリやガビといった非常に若い選手たちになるだろう」との見通しを示した。「だが前線については、ルイス・エンリケはアルバロ・モラタの経験に頼る方針とみられる」としている。

　そして日本については、「スペインやドイツといった戦艦2チームと同じグループEに入ったものの、サプライズになり得る候補だ」と予想。ソシエダで躍動する久保建英やプレミアリーグでアーセナル撃破に貢献したブライトンの三笘薫の名前を挙げ、「クボやミトマら逸材に注目すべきだ」と付け加えた。

　最後に北中米カリブ海予選を勝ち抜いたコスタリカ。「ケイラー・ナバスやブライアン・ルイス、ジョエル・キャンベルといったいつものメンバーに託されることになる」と紹介。「ルイス・スアレス監督は、2014年大会に並ぶベスト8進出の偉業を夢見ている」と綴っている。

---

★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
2022W杯カタール大会特集ページ
★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!
2022W杯カタール大会日程&TV放送