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Jリーガーが値千金の決勝弾!! “崖っぷち”オーストラリア、チュニジア撃破で今大会初白星

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決勝点を奪ったオーストラリア代表FWミッチェル・デューク(15番)

[11.26 カタールW杯グループリーグD組 チュニジア 0-1 オーストラリア アルワクラ]

 カタールW杯7日目が26日に行われ、アルワクラのアルジャノブ・スタジアムではチュニジア代表オーストラリア代表が対戦し、オーストラリアが1-0の完封勝利を収めた。D組の第3節は30日に行われ、チュニジアはフランス、オーストラリアはデンマークと対戦する。

 22日の第1節でフランスに1-4で敗れたオーストラリアは、チュニジアに敗れるとグループリーグ敗退が決まる崖っぷちの状態。一方のチュニジアは第1節デンマーク戦を0-0で終え、勝ち点1を手にして第2節を迎えた。

 最終節に望みをつなぐためには勝ち点が必要なオーストラリアが序盤から前掛かりになり、アグレッシブな姿勢を示す。攻め手となったのは左サイド。サイドハーフのMFクレイグ・グッドウィン、サイドバックのDFアジズ・ベヒッチの連係でボールを運び、クロスを供給してチャンスを生み出そうとする。

 クロスはチュニジアDFディラン・ブロンやDFヤシヌ・メリアーにはね返されていたものの、前半23分に先制点を奪取。左サイドでボールを受けたグッドウィンのクロスは相手に当たって軌道が変わりながらも、最後はJ2岡山でプレーするFWミッチェル・デュークがヘディングで巧みに合わせてネットを揺らし、オーストラリアが先制に成功した。

 1点のビハインドを背負ったチュニジアは前半41分には決定機。スローインの流れからFWイッサム・ジェバリがPA内に持ち込み、こぼれ球をFWユセフ・ムサクニがPA内右へ。フリーで走り込んだDFモハメド・ドレーガーがシュートを放つも、滑り込んだDFハリー・サウターの体を張ったブロックに遭い、ネットを揺らすには至らなかった。

 1-0のまま後半を迎えると、まずは追い付こうとするチュニジアが攻勢をかけようとするが、オーストラリアが粘り強い対応でゴールを許さず。同19分にはオーストラリアベンチが動き、FWジェイミー・マクラーレン、MFアイディン・フルスティッチと攻撃的な選手を投入して流れを変えようと試みる。

 しかし、流れは大きく変わらず。チュニジアに押し込まれる時間帯が続いたオーストラリアだったが、GKマシュー・ライアン、2CBのサウター、DFキー・ロールズを中心とした守備陣がしのぎ切り、1-0のまま逃げ切った。

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