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インドネシア開催白紙のU-20W杯、アルゼンチンが正式招致を発表! 唯一の正式立候補で代替開催は決定的

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出場が決定しているU-20日本代表

 アルゼンチンサッカー協会(AFA)は31日、5月開幕のU-20ワールドカップ開催国として正式に招致を発表した。もともとインドネシアで開催される予定だったが、インドネシア国内での反発により、国際サッカー連盟(FIFA)が30日にインドネシア開催を正式に撤回していた。

 2021年大会がコロナ禍で中止となり、19年ポーランド大会以来4年ぶりに開催されるU-20W杯。U-20日本代表も3月のU20アジア杯を戦い、出場権を手にしている。

 5月20日にインドネシアで開幕する予定だったが、30日にFIFAがインドネシアでの開催を白紙に戻した。同大会にはU-20イスラエル代表が出場することで、インドネシア国民の一部から反発に声が挙がっており、31日に行われる予定だった組み合わせ抽選会も開催場所の知事がイスラエルの受け入れに難色を示して延期となっていた。FIFAは「現状を鑑みた決定」と明言は避けたものの、これらの事情を汲んだ上での開催地撤回の決定とみられている。

 1か月半後の大会に向け、代替開催国を「早急に発表する」と伝えていたFIFAに対し、AFAが手を挙げた。公式サイトを通じ、「アルゼンチンサッカー協会は世界で最も重要なユースイベントの代替地として正式に立候補した。クラウディオ・タピア会長は31日の南米サッカー連盟(CONMEBOL)に参加するため、パラグアイに行く。FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長と、CONMEBOLのアレハンドロ・ドミンゲス会長と会談する予定だ」と伝えている。

 31日、アルゼンチンメディア『dobleamarilla』は、インファンティーノ会長やドミンゲス会長の会談の様子を伝えている。現状で代替国として手を挙げているのはアルゼンチンのみであることと、2、3日中でFIFA事務局で判断を進めること、アルゼンチンが開催国になる可能性が非常に高いことを明かしたという。今週末から4月3日までに正式な発表があるとみられている。

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