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“大大大観衆”が集結! ニュージーランドが涙の初勝利、エース不在のオーストラリアはアイルランド撃破:女子W杯開幕

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 20日、女子ワールドカップが開幕した。今大会は女子サッカー史上初となる2か国で共催。オーストラリアとニュージーランドで行われ、オークランド(NZ)のイーデン・パーク(スタジアム)でオープニングマッチが開催された。

 ノルウェー女子代表と対戦したニュージーランド女子代表は、スコアレスで迎えた後半3分にFWジャッキー・ハンドの右サイドからのグラウンダーのボールをFWハナ・ウィルキンソンが押し込んで先制。ゴールキックから相手に触られず、数本のパスを通して仕留めた。

 最後までこのゴールを守り抜いたニュージーランドは、女子W杯6度目(16試合目)の出場で涙の初勝利。42137人が集まったスタジアムが歓喜の渦に包まれた。

 開幕戦から1時間後。スタジアム・オーストラリア(シドニー)では、オーストラリア女子代表とアイルランド女子代表が激突した。ふくらはぎの負傷でエースのFWサム・カー主将を欠くオーストラリアは、後半7分にDFステフ・キャトリーがペナルティキックで先制。最後まで相手にゴールを許さず、白星スタートを切った。

 この激戦には、75784人のファン・サポーターが来場。W杯の公式ツイッター(@FIFAWorldCup_JP)によれば、同試合は女子サッカーにおけるオーストラリア国内史上最多となる観客数を記録したという。

 グループリーグ突破を目指す両チーム。A組のニュージーランドは25日にフィリピン、30日にスイスと、B組のオーストラリアは27日にナイジェリア、31日にカナダと対戦する。

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