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[ミズノカップU-18IN熊本2012]壮絶な撃ち合い!津工が6-5で日章学園撃破!

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[8.14 ミズノカップU-18IN熊本2012サバイバルマッチ 日章学園5-6津工 熊本総合運動公園補助競技場]

 全国の強豪18校が優勝を争う「ミズノカップ U-18 IN 熊本 2012」が14日に開幕し、「サバイバルマッチ」9試合が開催された。壮絶な撃ち合いとなった日章学園(宮崎)対津工(三重)戦は6-5で津工が逆転勝ちした。

 先に主導権を握ったのはU-18日本代表FW溝田光(3年)擁する津工だった。前半5分にFW小畑賄人(3年)のゴールで先制すると、14分には左サイドを抜けだしたMF鈴木大登(2年)のゴールで2-0。さらに35分にはハーフウェーライン手前からドリブルを開始した溝田が一気にPAまで持ち込むとそのまま左足で3点目のゴールを決めて会場の関係者たちを唸らせた。

 ただ日章学園は前半残り4分からの3連続得点で同点に追いつく。まずは36分、右サイドを駆け上がったMF井谷一勝(2年)の右クロスが目前のDFに当たってそのままゴールへ吸い込まれると、39分にはスピードでDFを振り切ったMF岩崎修人(3年)の左クロスをファーサイドの井谷が右足で決めて1点差。さらに前半ロスタイムにはカウンターから強引に中央突破したMF菊池禎晃(2年)の左足シュートでついに3-3とした。

 ともにボールを保持してリズムをつくろうとした両チームだったが、ミスを増やした津工の隙を日章学園は逃さなかった。そして後半の立ち上がりも日章学園が試合の流れを引き寄せる。12分、15分にエースFW藤岡浩介(3年)が連続ゴールを決めて5-3と試合をひっくり返した。ただ津工はあきらめない。26分に交代出場のMF秋山ヒデオ(2年)が反撃の口火を切るゴールを決めると、30分には小畑が同点ゴール。そして34分には左サイドから切れ込んだ溝田が決勝ゴールを決めて6-5と勝ち越した。5連続失点にも下を向かなかった津工が劇的な勝利。津工は15日の上位リーグでは名東、境と激突する。

[写真]津工はU-18代表FW溝田の2得点などで大逆転勝利

(取材・文 吉田太郎)
2012ミズノカップIN高知特設ページ
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