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[ミズノカップIN香川]地元開催の全国総体出場へ!九国大付が「仮想・総体予選」初戦を3発勝利

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[3.29 ミズノカップU-18IN香川 九州国際大付3-0初芝橋本 瀬戸大橋記念公園]

 昨年のミズノカップU-18 IN 高知2012と今年の新人戦九州大会で準優勝の九州国際大付(福岡)が初芝橋本(和歌山)を3-0で下した。

「タフな、力を持っているチームの中で勝ち点をとることが大事。ひとつのミスが失点につながる。(選手は)やっちゃいけないミス、人のミスをかっさらうことを覚えてきた」と九国大付の杉山公一監督。決して相手を圧倒した訳ではない。特に後半はアイディアあるプレーで存在感を放っていたMF古川雄一中心にFW末吉塁、MF江野優真らがゴールへ迫った初芝橋本が試合を支配していた時間帯があった。それでも要所を逃さなかった九国大付が勝利した。 

 九国大付は前半7分にFW中大輔のゴールで先制すると、24分にはMF森上将志が加点。後半5分にも背後へ抜け出したFW八木裕成が右足シュートを決めて3-0と突き放した。押し込まれても失点せず、逆にスピードのあるアタッカー陣がゴールをこじ開けて“結果的には”快勝。ただこれはチームの目指しているひとつの形でもある。

 今夏、全国高校総体が福岡県で開催される。地元の出場2枠を争う福岡県予選は上位4校による決勝リーグを実施して代表校を決定するという。それだけに九国大付はともに4チームで予選リーグを戦うサニックス杯国際ユースサッカー大会(3月21日~24日)、そして今大会を「仮想・高校総体予選」として捉えている。

 サニックス杯では昨年の全国高校総体王者・三浦学苑(神奈川)、青森山田(青森)、そしてアビスパ福岡U-18(福岡)と同組だったグループを1勝2分(PK戦1勝1敗)で首位突破。一方、同大会の別グループではU-17日本代表が2勝1敗ながらも得失点差でグループ3位に沈んだ。そのために選手たちは1点の大切さを学んでいる。この日、チームは苦しい戦いだったものの、勝ち点3と得失点差プラス3をゲット。「仮想・高校総体予選」で再びを成果となる白星を手にした。

[写真]九州国際大付は森上(左)と中のゴールなどで3発快勝

(取材・文 吉田太郎)
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