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[横山杯]鹿島学園は開始4分で先制も…横浜創英が逆転勝利!ファイナル進出へ望みつなぐ

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横浜創英の粘り勝ち

[12.28 横山杯決勝リーグ 横浜創英高4-2鹿島学園高 HASAKI SOCCER VILLAGE B面]

 来年度の躍進を狙う強豪校の1、2年生たちが「サッカータウン波崎」で力を磨く「横山杯 第19回全国ユース招待サッカー大会」の1st Division Topは28日、決勝リーグ第2節を行い、第1グループの横浜創英高(神奈川)が鹿島学園高(茨城)に4-2で勝った。

 第1、2グループの首位同士が対戦するファイナルゲーム(決勝戦)進出に向けた“負けられない戦い”は、前節・帝京高(東京)と引き分けた横浜創英に軍配が上がった。

 先手を取ったのは、市立船橋高(千葉)との初戦を1-3で落とした鹿島学園だった。前半4分、FW磯部直也(2年)の突破から中央に折り返したボールをFW中村大胡(1年)が合わせる。一度はGKに弾かれたが、こぼれ球を中村自ら決めてスコアを動かした。

 早々に失点してしまった横浜創英は、前半19分に相手の守備の連係のミスから生まれた決定機は決めきれなかったが、23分に同点に成功。PAないの混戦からFW荒俣圭汰(2年)が右足でゴール左隅に蹴り込み、1-1と試合を振り出しに戻した。

 さらに横浜創英は、1-1で迎えた後半5分に荒俣が左サイドをドリブルで突破。中央に折り返し、FW下田拓夢(2年)が放ったシュートは鹿島学園DF松浦芳樹(2年)にライン上で止められたが、こぼれ球を荒俣が決めて2-1と逆転に成功した。

 だが、後半開始から3枚替えの鹿島学園が食らいつく。失点直後の8分、先制点に絡んだ磯部が右足シュートを決めて2-2とする。横浜創英は16分、切れ味鋭いドリブルを披露する荒俣が右深くまで運び、中央に折り返したボールをMF安宅悠(2年)が合わせて3-2。鹿島学園に傾きかけた流れを引き戻した。

 すると、横浜創英は後半21分に待望の追加点。右CKからニアでDF橋本和樹(2年)が頭で合わせ、4-2と突き放した。試合はそのまま横浜創英が勝利。1勝1分で最終節に望みをつないだ。

 なお、明日29日に行われる決勝リーグ最終節では、横浜創英が市立船橋、鹿島学園が帝京と戦う。

(取材・文 清水祐一、取材協力 スポーツマネジメント)
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