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[関東Rookie League]ともにAリーグ復帰目指す水戸商vs清水桜が丘は0-0ドロー

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清水桜が丘高(左)と水戸商高との一戦は0-0で引き分けに

[4.23 関東Rookie LeagueBリーグ第1節 清水桜丘高 0-0 水戸商高 時之栖うさぎ島G]

 関東・静岡の強豪校の1年生が90分間ゲームのリーグ戦で力を磨く「2022関東 Rookie League」が23日に開幕し、Bリーグの清水桜が丘高(静岡)と水戸商高(茨城)との一戦は0-0で引き分けた。

 近年はBリーグで苦戦の続く水戸商だが、18年にはBリーグで2位に入り、19年はAリーグで健闘している伝統校。この日は、同じく18年以来となるAリーグ昇格を目指す清水桜が丘を押し込んむ形で試合を進めた。

 細かくボールを繋ぎ、司令塔のMF増子英利や左SB萩谷諒真の好パスで局面を打開。前線でしなやかな動きを見せる180cmFW檜山龍之介やMF大高紘希が絡んだ崩しでチャンスを作り出すシーンも多かった。

 一方の清水桜が丘は守りの時間がやや増えていたが、181cmFW久保田羽陽の高さやキープ力が水戸商を苦しめる。また、トップ下の位置で技術とアイディアを発揮するMF瀧怜真やMF植椙勇人のスピードを活かした攻撃で攻め返す。

 1点を争う攻防戦は互いのDF陣の好守もあって0-0でドロー。水戸商の増子は「クラブからサッカー部に入ってきた選手が多くて技術はあると思うので、最後の決めるところや頑張って守るところをこれからの練習で意識してやっていきたいです」と誓っていた。

(取材・文 吉田太郎)
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